かけはし院長ほのぼのブログ

身体のこと、痛みのこと、心のこと、生活のこと、養生のことなど。皆様の参考になれば幸いです。

なぜ五十肩は治りが遅いのか?

鍼灸整体院かけはしの成島です。

ブログを読んで頂きありがとうございます。

 

「痛くて服を着るのも大変!」「3ヶ月以上も痛みが治らない」「病院で検査しても異常はないと言われた」

 

五十肩で悩まれている方のほとんどがこんな思いをしています。

 

五十肩が早く治る為には大事なことが3つあります。

それは①状態把握 ②治療計画 ③適切な施術の3つです。

 

①状態把握とは何が痛みを出しているかを知ることです。

整形外科に行ってレントゲンを撮ったけど、先生には何も異常はありませんねと言われてしまった。

こんな経験をする方がとても多くいます。

 

レントゲンに異常が映るのは、肩関節に石灰沈着がある、関節内に骨棘ができている、腱板の断裂などです。

これ以外に原因がある場合は、残念ながらいくら検査をしても異常が見つかることはありません。

 

ではそれ以外にどんな原因があるかというと、ズバリ筋肉の問題です。

筋肉が1つの大きな原因になっていて、そこから神経や関節に異常をきたすことが多く見られます。

肩の動きには10以上もの筋肉が関わってきます。

どの筋肉に異常が出たとしても肩の動きは悪くなり、そのままにした結果、炎症が起こり痛みが出てきます。

 

この違いを分かった上で、②の治療計画をしっかり立てて施術していくことが、五十肩を早く改善する方法になります。

 

②の治療計画を立てる重要性

五十肩には経過による変化があり、ほぼ全ての方が【炎症期→拘縮期→回復期】この経過をたどります。

 

一言に五十肩と言っても痛みが出始めたばかりなのか、痛みは少し落ち着いてきたけど動きが戻らないのか。

それによって③どんな適切な施術をするかが変わってきます。

 

ひどく炎症を起こしている肩に温熱療法をしても逆効果になってしまいますし、

炎症が治ってきているのに安静にしていても治りが遅くなるだけです。

この見極めが重要です。

 

③適切な施術

問診や施術後の経過などからどの施術をしたら早く改善していくか、しっかり計画を立てていくことが大事です。

さらにライフスタイルを見直すことで、痛みの改善が早くなります。

仕事での負担や家事も大切ですが、乱れた食生活、糖質の取りすぎでも改善を遅くする原因になります。

 

このように一人一人に合わせた対応をすることで、治りにくい五十肩もしっかり改善していくことができるわけです。

 

当院では出ている症状だけでなく、皆様に合わせた改善方法をしっかり考えながら施術させて頂いています。

体を根本的に良くしたい。将来の健康寿命を伸ばしたい。体を気にせず仕事や趣味を楽しみたい。

そんな思いをお持ちの方は、一度当院をお試しください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。